たまにはこんな景色の前で、立ち止まってみるのもありかな


by jeepway
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カテゴリ:旅行( 23 )

台風がくると思い出す

台風が、近づいているらしい。

学生時代、この時期に沖縄に旅行したことがある
この時期といえばあの時期、そう、台風シーズンである。

それまで、京都よりも西に行ったことがなかった私は、九州・沖縄の台風事情など考えたこともなかった。無論、私の住む土地にも台風はくる。それより、頻度は多いらしい、被害もたまに聞く、という程度であった(ゴメンナサイ)。

学生、といえば(だいたいにおいて)金はないが、時間はある。飛行機は高いだろう、と初めから却下して、思い付いたのはフェリーである。当時、帰省していた私の出発点は静岡。東京・晴海へ戻るにはいささか抵抗があったため、博多まで、寝台列車で行き、そこからフェリーで那覇を目指すことにした。

そこで発覚したことは、寝台列車は、意外とコストがかかるということだ。しかし、一度決めたら後には引かない、そんな私の性質がこんな所で発揮される。

決して飛行機にも乗らず、決して晴海にはいかないのだ。
「絶対、電車で行ってやる・・・」

果たして高価な寝台切符を片手に、沖縄行きが決行された。

初めから、兆候はあった。
まずは、寝台列車の出発が大幅に遅れた。天候のことは露ほどの心配もせず、自分の青写真をクッキリ描いていた私には、少々ショックだった。しかし、時間はある。やっと到着したそれで、いざ西へ向かう。
しかし、ここにも落とし穴。京都あたりから先に進まないのである。どうやら、台風の影響で、運行が止まったらしい。焦ったところでどうにもならない。どうにかなるまで、私は眠り続けた。ようやく目処が立ち始めた頃、新幹線への代替輸送の案内が放送された。しかし、寝台で行くことを堅く誓った私は、相変わらず、眠り続けた。

やっと到着した博多駅。フェリーの時間にはまだまだ時間がある。せっかく博多に来たのなら、食わなきゃそんそん、博多ラーメン。そして、私のカンはことごとく外れる。繁華街を目指して歩いたつもりが、平日昼間のオフィス街…再度、駅に戻り、反対口に出てみれば、人の賑わう繁華街。どうしていつもハズれるのか、不思議でしょうがない。適当に、博多ラーメンの暖簾をくぐり、お腹を満たしていざ、博多港へ向かった(ラーメンの味については好みの問題なのでノーコメント)

初めてのフェリー。観光フェリーとは一味も二味も違う期待を胸に、切符を購入すべく、案内所へと向かった。丁度、釜山からのフェリーが到着していて、旅行客がいるのはよいが、なんか、こう、寂しい。帰国の人々が去った後、理由が分かった。

那覇行きの客が、全くと言っていいほど、いないのだ!!

窓口に問い合わせると、台風のため、いとの今日の便は出港が危ういということ。そのため(かどうかははっきりしないが)、フェリーに乗ると思われる人々は、私を含めて10名たらずであった…

「台風って、そんなに凄いの…?」
無知は困る(しみじみ)。散々、電車が遅れたではないか。(やれやれ)

待つこと数十分。定刻通りの到着は無理だが、台風を避けながら那覇へ向かうとの決定が下ったため、私達はいざ船内へ。よかったよかった、いくら時間があるとはいえ、これから博多で宿探しはきつかった。それだったら、時間はかかろうとも、フェリーに乗ってしまった方が楽である(台風への不安はより、宿探しの不安のほうが大きい)

船内は、思った以上に広かった。観光フェリーしか知らなかった私には、驚きである。こんな時期に、台風が来ようとフェリーに乗る愚か者は、学生ばかりが10名たらず。しかも女子(一応)は私一人。3段ベット2台の6名2等船室と、共同シャワーが、私一人のものだった(よかった、一等にしなくて…)。

「揺れるだろうな…」

台風の海に出たことはないけれど、なんとなく予測はできたので、酔い止めを飲んでおいた。すると不思議なことにすぐに眠くなった。他の客と談笑する間もなく、私はまた、深い眠りに落ちた…(寝過ぎだよ)。

途中、何度か目が覚めて外を見ると、船室の窓に波が当たっている。どうやらかなり、揺れているようだ。だがしかし、ケミカルな力を借りている私にはどうでもよいことだった。つまりはまたすぐに、眠りに落ちたのであった…(まだ寝るのか?)。
同乗者によると、なかなかよく揺れたらしい。甲板に出るのなんてもってのほか、皆様不安がよぎったらしいが、眠りつづけた私は、快適な船旅を過ごした。

寝台列車もフェリーも、まさに眠り続けたこの私。やっとのことで沖縄の土地に足を着いたのは、自宅を出発してから、実に3日目の夜だった。憧れの那覇港は、暗闇の中だった上、こんな時間(9:00PM)についてしまった私達を哀れに思ったのか、今晩はフェリーに泊まってよいと言ってくれた(琉球海運さん、ありがとう)。

乗り合わせた人々と、夕飯を食べに陸へ上がる。その途中、コカ○ーラ社の自動販売機には噂の商品があった。

ゴーヤジュース。

興味半分で、1本買ってみた。

「…まずい…」

そこにいた全員の一致した意見である。初めて味わう味だった。(飲んだ事はないが)青汁の衝撃に匹敵しただろう。食事に入った居酒屋で、私はゴーヤチャンプルーに殆ど手を付けることはできなかった。

それ以降、私はゴーヤが食べられない…

翌日の、良く晴れた空と、那覇港のエメラルドグリーンの海は、沖縄のイメージそのものだった。台風を乗り越えてこの地にやってきたことはすっかり忘れて、船員さんたちの厚意にただただ感謝した。
そして、船員さんたちに別れを告げ、やっとのことで沖縄行脚を始めた。

…台風の季節になる度、私はこのことを思い出す。
果たして台風の威力とは、どんなものだろうか?
身をもって体験した割には、身にしみていない。

今年も台風の季節だ。
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by jeepway | 2004-09-07 00:00 | 旅行

バラナシの tomato soup

インドはバラナシでのこと。

旅行中は大抵下っている私は、単に下っているだけならなんてことはない。
本気でやばいときを体験したので、なんとなく、体調もわかるようになった。

その時一緒に行動していた彼女は、インドを散々回ってきたのに、ここ、バラナシへ来てお腹や身体の調子が悪くなり、少しばかりの静養を取っていた。(インドほど’静養’という言葉が似合わない国はないかもしれないけど…)

次はポカラ(ネパール)へ行く予定だ。ポカラは、いいぞ。ほんと。
まあ、それはさておき。
しかし、毎度のことながら、移動では予想以上に体力・精神力を使う。
長時間ひどいバスに乗り(日本とは想像を絶する)、真っ暗な国境の街らしきところで突然降ろされ、どこからかあふれ出てくるインド人に両替しろとたかられ、安宿に放り込まれ、翌朝の出発は朝の4時。へなちょこバックパッカーの私にはかなり辛い行程である。

そんな過酷な行程なら、せめて身体だけでも健康で臨みたい。
私と彼女の、共通する願いだった。

まだインドに入って10日も経っていないのに、ターリー(だっけ?インドのカレーセット)に飽き飽きしていた私は、朝はパン+チャイ、昼もパン+チャイ、おやつもチャイかファンタ、夜はチャイニーズ(とは名ばかりだが・・・)で何とかしのいでいた。彼女も似たような食生活だった。

しかしこの時ばかりはわけが違う。

何としてでも栄養を補給し、体力を回復させねば…!!こんな食生活では、国境を越える前に倒れてしまう。まあまあ、つまりはお腹にやさしそうな食べ物を探していた。

そしてある日、朝食に入った食堂で見覚えのあるメニューが…

’tomato soup’

彼女もしっかり見つけている。
ターリー尽くしのメニューの中で、ひときわ異彩を放つストレート且つクリアな表示。そしてイタリアンな感じ(あくまで感じ)。そう、彼女は期待に胸を膨らませ、高らかにオーダーした。

「One tomato soup,please!!」

久々に身も心も暖まりそうな予感にすっかりリラックスモードの彼女。私は高価なスープは遠慮して、通常の朝食を頼んだ。そしてやって来た来た、期待の'tomato soup'

幸せでとろけそうな微笑を浮かべる彼女。立ち上る香りにうっとり…のはずだ。
しかし、ここで私たち2人は鼻を疑った。

「カレーの匂いが混ざってる???」

いやいや、そんなことはないはず。色はしっかりトマトの赤だし、ところどころトマトのかけららしきものも浮かんでいる。カレーもメニューにあるから、誰かがたべてるんだよ。
不安と緊張の中、彼女はとうとうスープを口に運んだ。

「・・・・・・・・・・・・」

無言のまま、彼女は視線で私に、スープを進めた。

「・・・・・・・・・・・・・?」

かくして、私と彼女の無言の朝食タイムは過ぎていった。

…その日の午後から、彼女は寝込んだ。

朝食べた、あの tomato soup は、正確には tomato curry soup だったのだ!!!
胃腸に優しいと期待して飲んだスープは、彼女のの弱った胃腸をふんだんに刺激し、とどめを刺した。

彼女のポカラ出発が延期されたのは、言うまでもない…

そう、インドでは、これはカレーじゃないだろう、と思っていても、大抵カレーであった。
私は白い色の(いわゆるホワイトソース?)カレーを出されたこともあった。もちろん味はスパイシー。名前にはcurryという文字は入っていなかった。
インドの食卓には、スパイスをふんだんに使ったスープが、多数存在するらしく、私はその一部(黄色いスープ)をカレーと認識していた。が、どれもこれも、スパイスの効いた、パンチのあるインドスープを’カレー’でくくるのには、殆ど時間がかからなかった。(独断と偏見)

ターリーに飽き飽きしていた彼女は、しばらくカレーを口にしていなかった。そんなところにきて、スパイスをふんだんに使ったトマトスープを、疑いつつも、健康のためにもりもり口にしてしまったのである!!

外国を旅行していて、一番楽なのは食べ物に苦労しないことである。
ということは、食が合わない場合は、はっきりいって拷問以外の何ものでもない。世界遺産があろうが、聖なる河が流れていようが、私の欲望は、ただただ食に向かっていく。

ポカラに入ったとき、どんなに幸せを感じたことか…
こればっかりは、やってみなくちゃわからないけどね。
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by jeepway | 2004-08-31 23:03 | 旅行

旅が好き?

突然ですが、旅行が大好きです。

旅行って言うか、飛行機に乗るのが、好き。
空港に着いて、航空券受け取って(格安航空券は空港で受け取らなくてはならない…)チェックインして…、もう、たまらないね、この快感。だんだん、だんだん、気分が盛り上がってくるのです!!
って、これも最近気づいたんだけど・・・(自覚していなかった自分がコワイ)

空港着いたところで、かなり盛り上がってます。
でも、大抵一人だから、それを表に出してたら、かなり怪しい人になる。
はやる気持ちをおさえにおさえて、航空券を受け取り、いざチェックイン。
荷物をX線に通して、列に並ぶ。
ここでいつも不思議に思うこと。
なんであんなに時間がかかる人がいるんだろう?
あたしは一人のことが多いから、さっさと終わってしまうのだけど、ものすごーく時間がかかる人がいる。外国人なら、言葉の関係上、仕方がないとは思うけど(事実、海外でのチェックインにはいつも時間がかかってしまう)何故?
まあ、リクエストが多いんだろう、長い旅だしね、ここだけは譲れないってことを伝えてるんだろう、と自分を納得させる。
そんな時、ビジネスクラスのチェックインが終わったりして、そっちのカウンターに案内されたりすると、かーなーり、いい気分。あたしがビジネスクラスじゃないんだけどね。でも、ビジネスのカウンターだから。

パスポートや航空券を渡し、迷うことなく Window side(窓側) をリクエスト。
これを取れないと、あたしの旅行熱は一向に上がらない。
(最近、初めて窓側じゃない席に座ったら、全く!!気分が盛り上がらなかった・・・)
これが終ると、第一次小康状態に入る。ふう。

いやはや、意外と進まないもんだね。
明日は仕事だし、今日はここまで。
また、続きを書いてみよう。
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by jeepway | 2004-08-30 00:10 | 旅行