たまにはこんな景色の前で、立ち止まってみるのもありかな


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カテゴリ:読書/tv/映画( 24 )

ハウルの動く城

でもって今日は”ハウルの動く城”

これもよかった~
宮崎アニメってなことで、少々構えて行ったんだけど、よかったなぁ…
ラピュタみたいな感じ。

昨日、あまりにも切ないラブストーリー(オペラ座の怪人)を見た後なので、今日のロマンティックなラブストーリー(だよね?)でとても幸せな気分にさせてもらった。

ソフィーのあまりにも、おい、って突っ込みたくなるようなポジティブなところが、物語をきゅきゅっと引き締めて、つい暗くなりがちな自分を少々反省しつつ、こうできたらいいな、こうしていきたいな、って思ってしまった。
そして、ほんと、かっこよすぎるハウルが、キムタクのちょっと気取った声に合っていて、本心が見えないハウルが出来上がったんだと思う。

今日は、感想短いけど、よかったんだよ。
難しく考えさせられる話じゃないようだけど、きっと、私の中では長く観られていくものだと思う。純粋なラブストーリーは普遍的なものだしね。ラピュタがNO.1の私には、これも一番か二番になって、ずーっと好きでいられる話だと思った。

誰かを好きになるっていいなぁ、と思う映画でした。
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by jeepway | 2005-02-03 23:41 | 読書/tv/映画

オペラ座の怪人

昨日は、オペラ座の怪人

十年以上も前、年末のテレビで、ミュージカル版をやっていた。ミュージカルには何の興味もなかった私、なーんとなく映っているそのテレビを、ごろごろしながら眺めていた。
でもそれが、気がつくとかぶりつくように夢中でテレビに魅入り、それがまた気がつくと、ぼろぼろ泣きながら見たことを憶えている。
とはいえ、何せ十数年前のこと、見ていたものが”オペラ座の怪人”だったこと、とてつもなく切なくて、悲しい話だと思ったこと、小舟に乗ってどこかへ行く、幻想的なシーンがあったこと、このくらいしか憶えていなかった。

今回、映画化されるとのことで、”オペラ座の怪人”が超有名なミュージカルだったことを知った…(恥ずかしい…)母の友人のオバサマが「これ見ときな!!役に立つよ!!」といってパンフレットを貸してくれたおかげで、少々の予備知識を持ってこれを観られたのが、そりゃもう、大変良かった。

で、感想は、と言うと、そりゃもう、良かった

怪人はそりゃもう(って使いすぎ?)、やりすぎじゃないの、ってくらいセクシーでノリノリで、クリスティーナを引っ張りまくる。それがまた、自分勝手なのか、やり方がわかってないのか、本人は本気でだから困るって言うか、そんな怪人にどんどん惹かれていくクリスティーナの気持ちもわかるし、表情で、わかっちゃう。そしてまた、ラウルがこれまたいい男なんだな。現実的にラウル、でも、だめだってわかってても惹かれてしまうのは怪人。普通なら、芝居で観せるそれが、歌で、がんがんわかっちゃうのがミュージカルの凄さなんだと思うんだけど、ほら、ミュージカルってそんなに観たことないじゃない?なんか、圧倒されてしまった。

物語が進むにつれ、クリスティーナがどんどん色っぽくなっていくのも面白い。夢見る少女の踊り子からの大抜擢、怪人と会って、話して、顔を見て、プリマドンナになって、ラウルに愛されて、この映画の見せ場なんだから当たり前なんだけど、”ポイント・オブ・ノー・リターン”の時には、「ちょっとどうなっちゃうのよこの二人!!」と思うと、切なくて悲しくて涙がぽろぽろ出てしまった。ついでにこのときのラウル、かわいそうだった~怪人とクリスティーナだけの世界だもん、ほんとに。

ここから先、怪人は破滅に向かってまっしぐらになっちゃうんだけど、それがもう、「そんなにひどいことしなくてもいいのに!!どうしてそんなことしかできないの!!」って突っ込みながら、でも、それしかやり方を知らない怪人が哀れで悲しくて切なくて、涙が止まらなくなってしまった。クリスティーナにも「そんなに怪人を責めないでよ!!あんたのことを好きで好きでたまらない怪人は、こうすることしかできないんだよ!!」とひたすら突っ込みまくり、でも、「怪人、ひどすぎるもんねぇ」と思うとどうにもできなくて、ラウルはかっこいいけど、「ちょっと引っ込んでて!!」って言いたくなってしまう。

そんな私の想いが通じたのか(いや、そんなことは絶対無いけど…)、クリスティーナが怪人にキスをしたとき、全ての魔法が解けたかのように、とても優しく、でもこの上なく切ないこのラブストーリーの幕が下りていく。これでまた号泣。

私は、実際の舞台や宝塚は見たことないから(昔見て憶えてるのはホントかけらだし…)、ほんと、ストーリーに流されて余計なことを考えずにこの映画を観れて良かったと思っている。もちろん、演じていたキャストや映像が良かったからこそってのは当然として、”オペラ座の怪人”っていうストーリーを見たって感じ(う~ん、うまい言葉が見つからないんだけど…)。
でも、記憶のとおりの感想が再度、構築されたってことは、テレビで観た十数年前と、私の感情はあんまり変わってないってことかしら??

期待通り、それ以上。
甘く切なく情熱的な、あまりにも哀しいラブストーリーでした。

余談
ロイド・ウェバーがこのミュージカルを映画にしたかった訳をパンフレットで触れているんだけど、同感。だって私は、ミュージカルは観たことがないけど、映画で”ウエストサイドストーリー”も”サウンド・オブ・ミュージック”も観た人だからさ。だからいつか、舞台でも観てみたいと思ったんだからね。
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by jeepway | 2005-02-03 23:21 | 読書/tv/映画

カンフーハッスルを観た

私は、混んだ映画館で映画を見るのが嫌いだ。

大学時代、平日に映画を見るのは当たり前だった。最初に就職した会社は、日月休みだったので、平日に映画館へ行くことができた。自宅に戻ってからは、近所に映画館があるため、平日、会社から帰ってから映画を見に行った。
つまり、休日にはめったに行かない。夜の回も、混んでいると、別の日に出直す。そう、まさに今、昼間は私にとって、映画館はパラダイスなのである。

ここのところ、映画を見る気分にならなくて、映画館からめっきり足が遠のいていた。だがしかし!!観てみたいものはたくさんあったのだ。
今日はその中の一つ、ただただ楽しい(と期待の)”カンフーハッスル”を観に行った。

チョー好み!!!

最初に出てくる悪人が、あまりにひどくて目を覆ったが、もう、おもしろいよ~!!
話はかなり簡単な勧善懲悪ストーリーで、悪者はひたすら悪く残酷で、善人はどこまでも憎めなくて、懸命で、はかなく、もろく、正しいのである。

でもって、これに、カンフーが(もちろんギャグも)絡んでくるんだけど、それがまたいい

何がいいってそりゃ、「まじ、この人が!?」っていう、はげのデブのその辺にいそうなただのオジサンが、じつはカンフーの達人で、それがわかった瞬間、もっのすごーくかっこよく見えてしまうのだ。彼らのカンフーシーンを見ると、古い言い方をすれば、目がハートになってしまう…
ほんと、「やられた…」って感じ。
それがまた、一人や二人じゃなく、「え~、この人もそうなの!?」って人までそうだから、目が離せない。っていうか、知ってりゃ最初から、もっとしっかりその人を観察してたのに!!って悔しくなっちゃうほど、裏切ってくれる。(いや、意識してみてりゃ、この人には何かある…ってわかるよ)

私、この映画を見た後、達人にあったら、惚れてしまうかも…でも、もう一回あったときに、その人だってわかる自信がない…それくらい、どこにでもいそうな人たちなんだもん!!
で、そのギャップがまた、親近感を誘い、本気で応援してしまうから、やばい事態になると、本気で泣けてくる。私は、「一体どこに泣き場があるんだ?」というこの映画で、3回は涙ぐんでしまった…

主人公は、話の最後のほうに来てからじゃないと活躍しないので、私は最後まで脇役で終るんじゃないか、だって、充分楽しいぞ…と思ってしまうほど、脇役陣(と言うには忍びないほど活躍していた)の味が濃いーので、そこまででも、充分私はかなり、楽しめました。カンフーだけじゃなくって、笑いのほうもつぼにはまり、周りに人がいないのをいいことに、げらげら笑わせていただきました。

ま、主人公も、最後の最後の方でやっと活躍をして、かっこいいとこ見せてくれたし、例の”ありえねー!!”も思わず口をついてしまったので、やられた!!って感じで見てしまいました。たった一つの伏線(といえるのか??)であるアイスクリーム屋の女の子との話もまとまったし、ほんと、楽しく観れた、娯楽作品です。

しかも、最後の最後、エンドロールを観ていても、主人公以外の名前がわからないのが悔しかったので、そのまた後に流れた、日本語のスタッフの名前のエンドロールも見続けた。すると、主人公以外、名前がない!!悪人のあいつにも、達人のあの人もあの人もあの人も、名前はない!!

いや、この楽しさとやられた感を見事に分かち合える人に会いたいなぁ、と今日も思ってしまいました。

明日は「オペラ座の怪人」だ!!

余談
今日、月の初日だったので、入場料が1000円だった。嬉しかった私は、つい、ポップコーンとジュースを購入して席についてしまった。すると、そりゃ面白い脇役陣が大活躍しているころに、ヒジョーにトイレに行きたくなり、それでもって、「主人公、活躍しないでいいぞ!!」などと考えてしまいました。そのころには、まだ、主人公はただの脇役だったから、これ以上、私はトイレを我慢できないと思ってしまったからさ…
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by jeepway | 2005-02-01 22:24 | 読書/tv/映画
江戸時代、”地図”を作ったあの人のお話です。
私、この本読んで、毎回反省することがあります。

この本を強引にまとめると、伊能忠敬の日誌を軸に、当時の政治・社会・文化を織り交ぜまくったフィクション・ノンフィクション(jeepway創作ジャンル)。
そのため、毎回忠敬の日誌の記載があるのだけど…今回もすっ飛ばしてしまいました。
作者の井上氏は、忠敬の残したこの日誌を元に、このような大作を書いたというのに、読者の私は、文語文に対応できなくて、すっ飛ばしてしまいます、毎回…(反省)

そうさせてしまうのは、私の中では”地図を作ったあの人”でしかない伊能忠敬が、作者の筆で、そこに生きているからなのだと思う。
何が起こるの?何が起こるの?どうなるの!?
読んでいる間中、ずー--っとこの調子である。私も区切りよく読むのをやめられなくて、駅のホームで何度も立ち往生。

幕府公認のお役人として測量に出かけたっていうのに、所詮元農民、と扱われてしまい、全くもってへなちょこ(彼が悪いんじゃない、そういう社会だったのだ)。資金はすずめの涙ほども出してもらえないから、自己負担。水戸黄門のような一発で相手を黙らせる印籠もなく、行く先々でせっせと測量をすれば、隠密に間違えられたり、殺されかけたり…ほんと、踏んだり蹴ったり。
忠敬が関わる様々な人たちが、様々な問題を抱えている。そこへ何故か彼は入っていってしまう。そして、彼なりの方法で、解決を探ろうとする。黄門様のような解決は決してできないけど、人として、正しいことをじっと考えている。

とはいえ、私個人的には、夢太郎(第5巻)の話が、好きです。好きっていうか、切なくて、でも仕方がなくて、どうにもならなくて、うん、いいんだな、これが。あと、江戸時代の華やかな空気にあてられて、自分まで江戸のこの時代に染まるようで楽しい本です。

長い上に未完なので、読むたびに、続きがなくてがっかりしてしまいます。
でもたまに、無償にこれが読みたくなって、一気読みをしてしまいます。
はぁ、続きはいつ書いてくれるんだろう…?ねぇ、井上さん…
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by jeepway | 2004-12-13 22:46 | 読書/tv/映画

「写楽」見てたら…

先程まで、NHKBSにて真田○之がでてる「写楽」見てました。
冒頭に出てくる、作家・山東京伝で思いだした。

「四千万歩の男」 井上 ひさし 著

読まなきゃ!!

明日からは当分、これです。
5巻(未完)各650ページ程あるのだ。

注:「四千万歩の男」
江戸時代、地図を作った伊能忠敬が主人公。
どこがどうつながるのかっていうと…
江戸で隠居中の忠敬の愛人の、吉原時代の友人が、山東京伝の奥さん。

遠いな…
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by jeepway | 2004-11-23 23:01 | 読書/tv/映画
いやあ、いいもの読むと、満足感が違うわ。

実はこれ、バリ島へ持っていった本の一つ。
バリでは、何もせずに、日がな一日ボーとして、本を読んで、昼寝をして、そうやって過ごすはずだったのに、ついつい外出してみたり、あまりにすばらしい景色に見とれたり、本を読むにはなかなか及ばなかった。
でも、この本、ずーーーっと読んでみたかったのだ。図書館にもなくて、出発前に購入して、読みたいのをぐっとこらえて、旅行に備えていた。

いや、そのかいあったよ。

何日目かの夜、あたりはすっかり静まり返り、母も眠りに落ちていた。眠るのがもったいなくて、ソファーに寝転がり、虫の声に耳をすませていたところ、ふと、この本のことを思い出した。
それからは、早かった!!外出したがる母を尻目に、ひたすら読みつづけた。読み始めると、止まらない私は、少々のディテールをすっ飛ばして先に進む習性があるので、読み直しは必至だが、どんどん、引き込まれた。
過去を旅する物語だが、その中で確実に、今によみがえり、人の記憶と知恵が結びついて、見えなかったことを鮮明に浮き上がらせてくれる。

私たちの見てきていることってなんだろう。
見ているだけでは、真実にはたどり着けないことを実感した。
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by jeepway | 2004-10-21 23:11 | 読書/tv/映画
改めて思うわけじゃないけど…

日本人に生まれてよかった~

と、思わせてくれる本です。直接的に。
金田一先生(といっても自分の恩師ではない)のことを知ったのは、遅ればせながら、高校時代、友人の辞書・新明解の編者としてであった。”金田一耕助”に似た名前だなあ、と思ってたけど(そりゃそうだ、こっちが後である)、その後、「新明さんの謎」なる本(これがかなり面白い!!!)で、この人の存在が強烈に浮上したのである。

でもしかし、国語学者という肩書きや、辞書編者、といっても、一般人の私には、何をしているのかさっぱりわからなかったのだけど、本というのはたいしたもので、なんとなく、先生がやってる(研究してる)ことがわかる本である(私なりに…)。

私は、前半部分が好きで、ここを読むと、日本人で日本語を使えてとても誇りに思う。
なんとなく持っている、外国語や外国人に対しての劣等感。卑屈になりがちな日本人の性質。私が、心の奥のほうでネガティブに考えてしまう性質を、実は、日本人にしかない美点として自信を持たせてくれる。それと同時に、この日本の美点を守っていけるのも、これからの私たちなのだなあ、とつくづく思う。
日本には、日本にしかない、他にはない美点を、日本語と共に鮮やかに解明してくれる。

そうだそうだ、英語なんてのも、ヨーロッパに行きゃ、イギリス以外では役に立たない!

外国や外国語に劣等感を感じたら、ちょっといいかも知れない。
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by jeepway | 2004-09-26 22:27 | 読書/tv/映画
短編であり、何度目かの読み直しのため、一冊が終るまでにいろいろと浮気をしてしまっていた。今回も、2回続けて読み返してしまった。でも、何度読んでもいい、いつ読んでもいい、大好きな作家だ。

北村薫のデビュー作「円紫さんと私」シリーズの第一弾。私が出会ったのは数年後の文庫版だが、すぐに、虜になってしまった。当時は3作目の「秋の花」までが文庫で出ていたため、一気に、また繰り返し読んだ。ミステリだけど、何度読んでもいい、何度読んでも違った発見がある、読み終わった後の満足度がすばらしかった。ミステリではくくれない、私の中には、”北村薫”というジャンルがある。

「空飛ぶ馬」はもちろん文庫で読み始めたが、友人に貸したら、帰ってこなかった…
そのため、その後は読みたくなったら借りてくる、ということを何度か繰り返したが、先日我慢できなくなって再購入した。手元になかったため、他よりは読み込みが浅かったのだろか?それとも、その後の北村作品に触れてきたからなのか、今回はものすごく新鮮だった。

大学生の「私」がとても若々しくて、社会人の「私」を知っているこちらからして読むと、なんとほほえましいことだろう。そしてまっすぐで、意志があり、自己を求めている。「私」の成長を見守っている気分だ。初読当時、私は「私」とほぼ同年代を過ごしていたので、余計にそういった思いが強い。人が成長するということはこういうことなのか、と感嘆した。当時の私ではこういった感想は決して出ては来なかっただろう。

そして、どんな言葉を並べるよりも、今回の、私の感想を言い表した文が、本文中にあった。今までは、さらっと、読みすごしてきたはずなのに、今回は、響いた。ここに書いておこう。

「昔、わたしのいた劇団に、あなたによく似た人がいたんです。元気いっぱいで、何というか、そう光輝いていましたね。」
そのどこが私と似ていたのだろう。
「初恋の人ですか?」
ご主人は大きな手を顔の前で振った。
「とんでもない、役者が違いますよ。―――――。天才ですね。今は押しも押されぬ大女優です。でも、わたしはあの頃の演技が一番凄かったような気がしますね。そりゃあ今の方がうまいのかも知れません。しかし、あの時に返って、あの演技をしろと言っても、もうできないでしょう。」
円紫さんは、紅茶を啜ると、
「怖い話ですけれど、そういうこともあるでしょう。また、そうでなかったら若い者は浮かばれません。」

そう思うには、早すぎかな??
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by jeepway | 2004-09-18 01:05 | 読書/tv/映画
最近、突然涼しくなった。
そこで思い出したのが、これ。
確かあったはず…!!とあちこちひっくり返したら、あったあった。

読むのは何年ぶりだろう…
なので、話もすっかり忘れていたので、新鮮だ。
しかし、読み始めると、はまるはまる。
私の傾向として、良くも悪くも読むものに非常に影響される。
こんな考え方があるんだ、と感心してしまうのだ。
(悪く言えば、自我が薄い)

いつもどおり、結末がどうなるのか知りたくてたまらない私は、
ひまさえあれば読みつづけ、今日の帰りにサンマルクで一気に読み終えた。

今日の気候は、結末によい塩梅だった。
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by jeepway | 2004-09-16 22:51 | 読書/tv/映画
これには、参った…やられた。

私の好みの系統として、ミステリーの比重が重い。そう、ミステリーが、特に本格(厳格な分類はわからないが)が好みである。暗闇の中にある謎が、少しずつ、あるいは一気に晴らされるその過程には、胸の高鳴りすら感じる。

まさに、その醍醐味を味わった。

長編で、約400ページ。今回、借りてきた本の中でもひときわ厚く、しかし、一番期待していた本であった。読み終えないのではないかという不安は、全くの杞憂の終わり、あれよあれよと読み進む。通勤のわずか10分の時間も惜しんでむさぶるように読み進めた(姪との時間には負けたが…)。
長い話の中には、反則技ぎりぎりのトリックが隠され、驚きをもって終息を迎えるが、自らその技の中に踏み込んで行き、好んでそれにかかったかのような気がする。それがまた、なんと驚くべきことなのか!!!そうきたか!!そして、タイトルの意味をかみ締める。

この味わい、ミステリーが好きになってしまう快感を、再び体感した。
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by jeepway | 2004-09-12 21:55 | 読書/tv/映画