たまにはこんな景色の前で、立ち止まってみるのもありかな


by jeepway
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スキップ   北村 薫

背筋が伸びる。
そんな気がする本です。


高校のときの球技大会を思い出しました。

中学校までバスケットをやっていたので、当然のようにバスケでエントリー。
私は張り切ってプレイして、初日のうちに、体育館シューズの底の溝はなくなり、足の裏にはまめができ、はぜで大変なことになっていました。
部活には入っていなかったので、わざわざバスケットシューズを履くことはしなかったし、だって、がんばったら、まさかまめがはぜちゃうなんて思ってもみなかったんだから・・・
(考えてみれば、このときに、専門用品のありがたみを知ったのかもしれません)

まめがはぜてもなんのその、優勝以外、アタマになくて、アゲアゲでいったのに、負けちゃったんだよね。
私は悔しくて悔しくて、声を殺して泣いたことを、憶えています。


「人間は皆な、年をとって行く。・・・ぼくはね、つい最近まで、気持ちはいつまでも若いのに、体のほうはどうしてこんなにいうことをきかなくなるんだろう、と思っていた。
(中略)
――だけど心は、少なくとも自分だけは、嫌になるほど、若いときの自分のままだと、そう信じていた。ところがね、最近、そんなことはなかった、それは錯覚だった、と思い知ったんだ。」


そう、思い知ってしまう本でもあります。
悔しくて悔しくて、泣いてしまったことなんて、これ以来あったでしょうか。
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by jeepway | 2008-08-31 22:29 | 読書/tv/映画