たまにはこんな景色の前で、立ち止まってみるのもありかな


by jeepway
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象は忘れない  アカザ・クリスティー

いやあ、いいもの読むと、満足感が違うわ。

実はこれ、バリ島へ持っていった本の一つ。
バリでは、何もせずに、日がな一日ボーとして、本を読んで、昼寝をして、そうやって過ごすはずだったのに、ついつい外出してみたり、あまりにすばらしい景色に見とれたり、本を読むにはなかなか及ばなかった。
でも、この本、ずーーーっと読んでみたかったのだ。図書館にもなくて、出発前に購入して、読みたいのをぐっとこらえて、旅行に備えていた。

いや、そのかいあったよ。

何日目かの夜、あたりはすっかり静まり返り、母も眠りに落ちていた。眠るのがもったいなくて、ソファーに寝転がり、虫の声に耳をすませていたところ、ふと、この本のことを思い出した。
それからは、早かった!!外出したがる母を尻目に、ひたすら読みつづけた。読み始めると、止まらない私は、少々のディテールをすっ飛ばして先に進む習性があるので、読み直しは必至だが、どんどん、引き込まれた。
過去を旅する物語だが、その中で確実に、今によみがえり、人の記憶と知恵が結びついて、見えなかったことを鮮明に浮き上がらせてくれる。

私たちの見てきていることってなんだろう。
見ているだけでは、真実にはたどり着けないことを実感した。
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by jeepway | 2004-10-21 23:11 | 読書/tv/映画