諦める
2005年 07月 17日
『諦める』ことを覚えたのは、中学生のとき。
それまでは、結構、うまくやってたと思う。
がんばることも、苦にならなかった。
そうしたら、勉強も運動も、そこそこいい結果がついてきた。
自分に、満足していた。
なにげに、たいてい、思うとおりにコトが進んでいった。
生意気なこどもだった。
中学に入学して、周りの変化に気がついた。
何がどう変わったのかは、よくわからない。
でもテレビのチャンネルが変わったように、何かが変わった。確かに違う。
追求して、わかるものではなかった。漠然としていて、あやふやで、見えないものがふわふわしているような、昨日までわかっていたつもりのことや人が、全然別のものになったみたいだった。
自分の周りのことが、人が、全然知らないものに変わった。わからない。
いろんなことに、不安になった。
これからのこと、周りの人のこと、それまで考えもしなかったことに、気を取られるようになった。
自分しか見ていなかった自分に、気がついた、気づかされた。
いろんなことに、順位がつけられるようになった。
自分の上に、これだけの人がいる。
自分の中で、これだけのことをしなくちゃいけない。
ここより前に行くためには、これまで以上のことをしなくちゃいけない。
どうしよう、と思った。
これ以上のことを、わたしはできないかもしれない。
幼い自尊心が、傷つきそうになったとき、
ほとんど無意識に、わたしは、笑って、諦めることを覚えた。
そんなの、ムリだよ。
そんなこと、できるわけないよ。
あのころは、無意識に、無自覚に、自然に変化していったけど、
今のわたしには、痛いほど、あのころのわたしが理解できるような気がする。
自分を守ろうとして、そうすることを選んだんだろうな、って。
そうしなきゃ、自分が立っていられなかったんだろうな、って。
そしてそれが、今のわたしをつくってる。
たぶん、きっとそうだと思う。
それまでは、結構、うまくやってたと思う。
がんばることも、苦にならなかった。
そうしたら、勉強も運動も、そこそこいい結果がついてきた。
自分に、満足していた。
なにげに、たいてい、思うとおりにコトが進んでいった。
生意気なこどもだった。
中学に入学して、周りの変化に気がついた。
何がどう変わったのかは、よくわからない。
でもテレビのチャンネルが変わったように、何かが変わった。確かに違う。
追求して、わかるものではなかった。漠然としていて、あやふやで、見えないものがふわふわしているような、昨日までわかっていたつもりのことや人が、全然別のものになったみたいだった。
自分の周りのことが、人が、全然知らないものに変わった。わからない。
いろんなことに、不安になった。
これからのこと、周りの人のこと、それまで考えもしなかったことに、気を取られるようになった。
自分しか見ていなかった自分に、気がついた、気づかされた。
いろんなことに、順位がつけられるようになった。
自分の上に、これだけの人がいる。
自分の中で、これだけのことをしなくちゃいけない。
ここより前に行くためには、これまで以上のことをしなくちゃいけない。
どうしよう、と思った。
これ以上のことを、わたしはできないかもしれない。
幼い自尊心が、傷つきそうになったとき、
ほとんど無意識に、わたしは、笑って、諦めることを覚えた。
そんなの、ムリだよ。
そんなこと、できるわけないよ。
あのころは、無意識に、無自覚に、自然に変化していったけど、
今のわたしには、痛いほど、あのころのわたしが理解できるような気がする。
自分を守ろうとして、そうすることを選んだんだろうな、って。
そうしなきゃ、自分が立っていられなかったんだろうな、って。
そしてそれが、今のわたしをつくってる。
たぶん、きっとそうだと思う。
by jeepway
| 2005-07-17 01:38
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