たまにはこんな景色の前で、立ち止まってみるのもありかな


by jeepway
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葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 (文芸春秋)

これには、参った…やられた。

私の好みの系統として、ミステリーの比重が重い。そう、ミステリーが、特に本格(厳格な分類はわからないが)が好みである。暗闇の中にある謎が、少しずつ、あるいは一気に晴らされるその過程には、胸の高鳴りすら感じる。

まさに、その醍醐味を味わった。

長編で、約400ページ。今回、借りてきた本の中でもひときわ厚く、しかし、一番期待していた本であった。読み終えないのではないかという不安は、全くの杞憂の終わり、あれよあれよと読み進む。通勤のわずか10分の時間も惜しんでむさぶるように読み進めた(姪との時間には負けたが…)。
長い話の中には、反則技ぎりぎりのトリックが隠され、驚きをもって終息を迎えるが、自らその技の中に踏み込んで行き、好んでそれにかかったかのような気がする。それがまた、なんと驚くべきことなのか!!!そうきたか!!そして、タイトルの意味をかみ締める。

この味わい、ミステリーが好きになってしまう快感を、再び体感した。
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by jeepway | 2004-09-12 21:55 | 読書/tv/映画