たまにはこんな景色の前で、立ち止まってみるのもありかな


by jeepway
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大お片付け大会・後編

本日は晴天なり。
先日実施された大お片付け大会の後半戦・過去の遺物との決別(物理的変化+精神的変化)を実施した。

そもそも過去の遺物との決別、というのも、過去十数年に及ぶ”手紙”のことである。友人・知人・恩人からのありがたいお手紙の数々、ずーーーと取っておいたのだが、何せ数が増えていく。大変申し訳ないが、ここで還元させていただくことを決意をした。

たまりにたまった手紙の数々、一つ一つを読み返した。
年賀状・暑中見舞い・近況報告…

特に数が多いのは、大学に入学し、始めて一人暮らしをしていた頃のものである。
家族や友人と離れ、未知の世界での生活を始めた私と同様に、私のいない、新たな生活を始めた彼ら。取り留めのない内容の中に、彼らの不安や寂しさ、暖かい想いがひしひしと詰まっていた。私の手元に残る手紙たちは、私宛のものであるが、これと同じほどの想いを込めた手紙を、私も彼らに送ったはずである。

また、高校・大学時代(今にして思えばもっとよく勉強しておけばよかったと思うが)、何故か授業中に手紙を書いたものである。それらはいくつかの机を伝って私の手元に届き、また帰っていったものである。時が経ち、切手を貼った手紙の形で、遠く離れた私のもとへ届いて来たこともあった。

出会いと別れの雰囲気も含まれていた。幸せな日々を過ごしていたであろう手紙、悩める私を気遣う手紙、もらったときに読んだきり、再読できなかった手紙…これだけの時が経ち、あの頃を懐かしく思い返せる今だから、何もかもがいとおしく、静かに読み返すことができた

社会人になり、なんとなく学生時代とは違った友人関係を形成し始めた中で、ポッと現れた新種の友人。”会社の人””同期の人”そんな垣根をぶっ飛ばして私たちはすっかり仲の良い友人となった。会社の都合で駒のように動かされる不安定な時期を、二人で堂々と渡り合ったことを記す手紙も発掘された。

一つ一つ読み返すと、なんともおかしなものも含まれていた。
堂々と私(宛先)の名前を間違えて送ってきたYちゃん、奇抜な手紙(ここでは書ききれない)が妙に目立つB、ものすごい寒さの私の部屋、顔が火照るまで笑わせていただきました。

決心したのは良いが、どれもこれも、手放し難いものばかりで、手紙を床に広げ、思わずうなってしまった。
3回読み返して、これだけは手放せない…というものだけを残すことに決めた。

儀式はやはり、砂浜で決行した。
高校時代をここで過ごし、今もなお、私の心のオアシスでありつづける砂浜は、他には考えられないもっとも適当な場所である。私と、手紙をくれたいろんな人の想いが、空に、土に、海に、そして私や彼らに還ってくれると願って、この場所を選んだ。

いろんな人の想いを受けて、今、私はここにいる。
これまでも、これからも、そう。
いろんな人の想いに包まれた未来が、私にも、彼らにも、待っているはずである。
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by jeepway | 2005-01-10 22:33 | 日々徒然