冬場は一緒
2004年 12月 19日
冬になったらみかん。
みかんの産地・静岡に住む身としては当然の反応である。
毎年、寒くなるとわが家の台所にはみかんのかごが誕生し、食後にみかん、お弁当にみかん、コタツでみかん、みかんみかんの生活が自然に始まる。
まだ若かりし大学時代。
愛する静岡を離れ、神奈川の片田舎で一人暮らしを始めた最初の冬。
食材を仕入れるため向かったスーパーで、網に入れられた10個ほどのみかんがうず高く積まれていた。
(みかんの季節になったんだ~)
思わず手を取ってかごに入れた。そこでふと目に入った価格表に驚いた。
¥398!?
なぬ--そんなにするのか!?
静岡に住んでいた頃にも自分でみかんを買っていたわけではないので、正確なところはわからなかったが、我が家の財政事情とみかんの消費量をこの価格で計算したら、エンゲル係数がぶっ飛んでしまう。
思わず母に電話した。
「お母さん…みかんって一袋幾らくらいなの??」
「ものによるけど、200円から300円くらいじゃないの…箱で買ったら?」
そうなんだ…
微妙な差だが、産地・静岡では他県より少々お手軽価格で手に入れることができていたのだ。ついでに言えば、静岡では道端にみかんの無人販売がよくある。これがまた格安でうまい(ハズレももちろんある)。
出荷できなかったり趣味で作っている家がやっているようだが、そういったものは他では見かけなかったなぁ…
しかし母は、みかんの価格に驚いた娘のために、箱でみかんを送ってきた。
嬉しいのはやまやまだが、当時私は一人暮らし。生もののみかん、どうやって一箱たいらげろと言うんだ…
友人・知人にも配ったが、どうにもこうにも消費しきれずに腐らせてしまった苦い記憶がある。
私の中では、みかんはお手軽なイメージだったのだが、それは単にここが静岡だからだったのかもしれない。
そして私は静岡に住む。
今年もみかんの時期がやってきた。
気がつくと、私のそばに、いつもみかん。
みかんの産地・静岡に住む身としては当然の反応である。
毎年、寒くなるとわが家の台所にはみかんのかごが誕生し、食後にみかん、お弁当にみかん、コタツでみかん、みかんみかんの生活が自然に始まる。
まだ若かりし大学時代。
愛する静岡を離れ、神奈川の片田舎で一人暮らしを始めた最初の冬。
食材を仕入れるため向かったスーパーで、網に入れられた10個ほどのみかんがうず高く積まれていた。
(みかんの季節になったんだ~)
思わず手を取ってかごに入れた。そこでふと目に入った価格表に驚いた。
¥398!?
なぬ--そんなにするのか!?
静岡に住んでいた頃にも自分でみかんを買っていたわけではないので、正確なところはわからなかったが、我が家の財政事情とみかんの消費量をこの価格で計算したら、エンゲル係数がぶっ飛んでしまう。
思わず母に電話した。
「お母さん…みかんって一袋幾らくらいなの??」
「ものによるけど、200円から300円くらいじゃないの…箱で買ったら?」
そうなんだ…
微妙な差だが、産地・静岡では他県より少々お手軽価格で手に入れることができていたのだ。ついでに言えば、静岡では道端にみかんの無人販売がよくある。これがまた格安でうまい(ハズレももちろんある)。
出荷できなかったり趣味で作っている家がやっているようだが、そういったものは他では見かけなかったなぁ…
しかし母は、みかんの価格に驚いた娘のために、箱でみかんを送ってきた。
嬉しいのはやまやまだが、当時私は一人暮らし。生もののみかん、どうやって一箱たいらげろと言うんだ…
友人・知人にも配ったが、どうにもこうにも消費しきれずに腐らせてしまった苦い記憶がある。
私の中では、みかんはお手軽なイメージだったのだが、それは単にここが静岡だからだったのかもしれない。
そして私は静岡に住む。
今年もみかんの時期がやってきた。
気がつくと、私のそばに、いつもみかん。
by jeepway
| 2004-12-19 22:22
| 食べもの