たまにはこんな景色の前で、立ち止まってみるのもありかな


by jeepway
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かわいい子には旅をさせよ

トルコでの日程をめいっぱい楽しんで、イスタンブールに舞い戻った翌日、次なる目的地・バルセロナへ向かった。
安宿に泊まっていた私は、同じく格安のシャトルバスで朝早く出発。
心は既にバルセロナ。待っててね、ガウディ
車は快調に空港へ向かう。
ガイドブックをスペインに持ち替えて、上機嫌でさらば・トルコ

ところが、空港まであと20分のあたりで、私の中に何かを感じた。

……おかしい…

なにがおかしいのか?
空港へ向かうバスの中で、考えること数分。

…あぁぁぁぁぁ!!

取り乱した私は、日本語で叫びながら、自分の身体と荷物をまさぐった。

航空券がない!!(ついでにパスポートも)
ない!ない!!ないぃぃぃぃぃ~!!


同乗者たち(みな非日本人)は、突然訳のわからない言葉(ここでは日本語)で叫び始めた私を、ヘンなものでも見るようにただただ呆然と見守っていた。

私としたことが、我を忘れて取り乱した、が、乱れている暇はない!!
私の航空券、イスタンブールーバルセロナ間は変更が効かない。今日のフライトに乗り損なえば、自費で向かうか、おなかいっぱいのトルコに取り残されることになる。

そうはさせるか!!

旅は人を強くさせるものである。

私の脳が、突然高速運転を始め、パスポートの現在位置を探り出す。
突如静まり返った私を、周りはそっと見守る。
セーフティーボックスなどない宿では、貴重品は自己管理。私はいつも枕の下
(そうだ、今朝、引っ張り出した記憶はない!!)

そこだー!!

突然荒れ狂い、静まり返った私を横目で見つめていたドライバー、私は目が合ったのをいいことに、一気に事情をまくし立てた。
私の気迫がそうさせたのか、いつも以上に私の英語は通じた。
するとさすが面倒見の良いトルコ人(ブラボー!!)、すぐにケータイを取り出し、宿に電話をしてくれた。
彼が事情を説明する中、横からそれをぶん取り私は叫び続けた。

「Under the pillow!! Room No.***!!…○×…#%&●/…!!!」
(意訳:絶対枕の下にあるから探して持ってきて!!)


やはり気迫が勝ったのか。タクシーで空港まで届けてくれるという。インフォメーションで落ち合う約束をして電話を切った。

ふと周りを見回すと、見てはいけないものを見つづけたような顔が、目を反らした…
ドライバーの鼻歌は最高潮。

ふぅ…目の前には空港が迫っていた。

…その後
空港でしっかりがっちり航空券とパスポートを受取り(届けてくれた人にはがっちりお小遣いも渡して)、無事バルセロナへ飛び立ちました。
そのバルセロナでも、新たな試練は待っていたけど…
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by jeepway | 2004-12-06 23:34 | 旅行